工法の歴史
工法の原理
工法の種類
ー 工 法 概 要 ー
工法の歴史
グルンドラム工法の祖国はドイツです。
1980年代にドイツ人パウル・シュミットという人物によって生み出されました。日本で最初に使われたのは1984年です。翌1985年、日本人はオリジナル工法に手を加え、当時最小の3.2mの立坑での施工をおこない、特許「特殊ケーシングコーン工法」を開発しました。
日本人によるこの発明はやがて母国に戻り、ドイツ人アルフォンス・ヘッセによるさらなる発明、特許「リアコーン工法」を生み出しました。現在、グルンドラム工法はこの「リアコーン工法」が主流になっています。
工法の原理
グルンドラム工法は空圧式推進機「グルンドラム」を用いて鋼製さや管を推進する「鋼製さや管圧入一工程方式」の推進工法です。グルンドラム本体ケーシング内に収納されたピストンが圧縮空気の力によってヘッド部を叩き、これによって鋼製さや管を推進します。
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工法の種類
グルンドラム工法には
1》 ラムコーン工法
……………… オリジナル工法(1985年頃まで主流)。
2》 ケーシングコーン工法
……… 1985年に開発された。
3》 リアコーン工法
……………… ケーシングコーン工法が進化したもの。
の3つの工法があります。
(2)と(3)の工法は立坑が小さくて済むのが特長です。
(1)のラムコーン工法はグルンドラム工法が開発された当初のやり方で、1985年頃までは主流でしたが大きな立坑が必要なため、(2)のケーシングコーン工法が開発されてからあまり使われなくなりました。(1)のラムコーン工法は(2)、(3)の工法にくらべ日進量が上がるのが特長です。
1.ラムコーン工法
2.ケーシングコーン工法
3.リアコーン工法
長 所
短 所
1.レキ、玉石に強い
1.岩盤、転石はできない
2.推進工事による地表への影響が少ない
2.粘性の強い粘土は苦手
3.工事期間が短い
3.20m以上の推進は不経済
4.工事の占有面積が小さい
5.工事費が安い
※詳細は協会事務局へお問い合わせください。
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